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凧の歴史
凧の歴史は古く、平安時代に書かれた「倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)」という書物に、中国語名で「紙老鴟(しろうし)」と出ています。それは、紙で作られた鷲(とんび)の形をしたものだと記されています。その後、凧は、地域性、文化や歴史を吸収しながら世界へ広がり、その土地独特の形へと変化していきました。日本の凧は、出島のインドネシア人から伝わったともいわれ、その特徴ある文様は、東西の文化交流の表れとなっています。北九州にもいろいろな形の凧があります。
凧に触れることで、その土地のもつ歴史や文化を感じていただければと思います。
凧は、屋外で竹を削り 紙に絵を画き 紙を貼り 糸を結んで 屋外で風に乗せて 大空に飛ばす。
凧は、大空に舞う姿がなにより美しいものです。
凧に興味を持っていただくことにより、日本の伝統行事の継承に繋がり、凧を作る事により手作りの楽しさと 大空を見上げ 風と戯れる喜びが、味わえます。
多くの凧が青空を舞うことを期待しています。