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戦後75年以上が経過し、戦争体験者から直接に体験談を伺える機会が少なくなり、戦争記憶の風化が懸念されています。
「北九州市平和のまちミュージアム」では、北九州市民を襲った空襲などにまつわる資料や、戦時下に生きた人々の生活が垣間見れる貴重な資料などを展示。
また、戦争は国民や北九州市民にどのような影響をもたらしたのかを学ぶ企画展を開催しています。
今回は、平和のまちミュージアム 開館1周年を記念して、企画展「B-29がやってきた~北九州初空襲~」が開催されます。
昭和19(1944)年6月16日、八幡製鉄所を空襲するために47機のB29が北九州上空へと飛来し、約370発の500ポンド爆弾を投下しました。これが、B29による日本本土初空襲であり、以後本格化していく本土空襲のさきがけとなった出来事です。
この空襲を境に、北九州は「戦場」の一面を持つことになります。
本展示では、30年以上にわたり空襲に関する資料を収集してきた工藤洋三氏協力のもと、米国立公文書館所蔵資料や当ミュージアムが所蔵する資料を用い、北九州初空襲の準備段階から、空襲の被害、空襲後の展開までを俯瞰し、その実相を明らかにします。
■開催日時
2023年5月20日(土) ~7月23日(日)
■開催場所
北九州市平和のまちミュージアム
■URL
https://kitakyushu-peacemuseum.jp/new_event.php