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1974年、西日本における公立美術館の先駆けとして設立された北九州市立美術館 本館。
大分県出身で世界的な建築家・磯崎新氏による設計。小倉、戸畑、八幡の3区にまたがる丘の上から、大きな双眼鏡で市街を見下ろしているようなユニークな外観が特徴的です。
約7500点ある所蔵作品は本館のコレクション展にて展示され、その他にも企画展などが開催されます。
北九州市立美術館、北九州市立中央図書館、西日本総合展示場、北九州国際会議場を設計した建築家・磯崎新(1931-2022)。1970年代からは継続的に版画制作にも取り組み、300点以上の作品を残しています。1983年に発表された「還元」シリーズでは、当館を含め、1970年代から1980年代に磯崎が設計した住宅以外の仕事が版画のモチーフとなっています。まさに、建築が、建築家の手からうまれでていくその瞬間のイメージが視覚化されています。 コレクション展Ⅲでは、磯崎を偲び、2023年度、新たに収蔵した「還元」シリーズ12点を特集展示します。併せて開化絵に描かれた擬洋風建築など、建築をめぐる所蔵作品を紹介します。
■開催日時
2024年1月4日(木) ~5月6日(月)
■開催場所
北九州市立美術館 本館
■URL
http://tinyurl.com/kmkupvcc